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執筆者の写真ケイロン・イニシアチブ

仕事を辞め海外留学へ帯同した妻が海外生活を楽しむポイントin Singapore

①情報提供:KKさん

②情報時期:2019

③留学先 :シンガポール

④家族構成:共働き+同居、配偶者および子供と同居

⑤課題分類:配偶者: 配偶者のキャリアプラン or 配偶者の語学の問題

⑥解決策 :シンガポール関連ブログ等の参照、SNSの活用、在星日本人家族からの情報提供

⑦リンク :


⑧エピソード:

1.米国へ留学

著者は、元々研究者(大学)として米国テネシー州ナッシュビルにあるバンダービルト大学に留学していましたが、妻(研究者・企業)は、日本で仕事を継続するために帯同せず、単身赴任による留学でした。


2.シンガポールへ留学

著者の留学先の研究室が、米国からシンガポールへ引っ越すタイミングと、妊娠・出産のタイミングが重なり、妻は日本で仕事を辞める決意をし、生まれた子供を連れてシンガポールへ帯同することとなりました。


(妻が渡星を決意したポイント)

1)在星日本人家族のブログなどの情報、FacebookやインスタグラムなどのSNSを活用し、海外へ行く前から現地の生活情報を気軽に入手し、シンガポールで妻が働ける環境であること、子供を安心して保育園に預けられることを知り、渡星前から現地での生活をイメージできたこと。実際に、シンガポールで仕事をすることができ、子供の保育園の環境も素晴らしかった。


2)SNSなどを活用して、シンガポールへ行く前から在星日本人家族と知り合い・友人になることができたこと。


3)現地の情報により、例えシンガポールで働けなかったとしても、ボランティアや各種イベントに参加するなど、海外で色々な経験ができると感じたこと。


(海外に住んでみて感じた、現地での生活を楽しむポイント)

1)留学する研究者本人のみならず、妻子も何か海外で生活するうえでの楽しみや目標をもつことが非常に大切。個人としてではなく、家族皆で楽しみ、目標をもつと海外生活が楽しくなる。


2)留学先には、大抵日本人コミュニティがあるので、英語が不自由であっても、家族が参加できる楽しいイベントや行事はたくさんある。


3)在星日本人のブログやSNSを参考に、現地の観光スポットへ行き、美味しい料理を食べにいくことも非常に楽しい。(日本では妻は仕事ばかりしていたので、より新鮮であった)


4)シンガポール人の友人もでき、現地のヒトしかしらない情報や遊びも知り、シンガポールの楽しみ方が増えた。留学先の現地の友人を作ると、さらに海外生活を楽しめる。


3.日本へ本帰国する際の不安

日本で仕事を辞めて海外で専業主婦になると、将来、日本へ本帰国してからどうしようかと、不安・心配になります。シンガポールで何か資格を取って、帰国後の仕事に繋げるための勉強をしている方や、キャリアを継続するために、現地でも働いている方々がおられることをこちらに来てから知りました。妻の日本帰国後のキャリアも考えて、家族皆で色々とサポートし合うことも大切です。例えば、妻が日本へ一時帰国して就職活動(面接など)を行う際は、夫が数日間家事・育児を全て引き受ける必要が生じます。その際、子供が学校・保育園などに行っていないと、夫は仕事を休む必要があります。著者のケースでは、妻はシンガポールで働くことができ、子供も保育園を楽しみ、日本へ帰国後の妻の仕事も見つかりましたが、偶然や幸運が重なったためうまくいったとしか言いようがありません。留学に帯同する家族のキャリア継続のサポートなどは、今後益々必要であると思います。





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