日本で発達支援を受ける2児が海外での生活に伴い、継続的支援を円滑に受けるために本助成金を活用し家族の環境を整えながら研究者のPhD取得を目指す
HKさんご家族 Cheiron-GIFTS助成後、私はまず留学先大学の無給外部研究員として単身で渡英しました。そこで家族を伴った長期の研究のためにはやはりビザの取得が必要と思い、博士課程入学を目指しました。その結果無事2023年7月開始の合格をいただき、家族の帯同ビザを得ることができました。
現地での児童発達支援の継続のために、まずは英語の紹介状・診断書の作成を日本のかかりつけ医に依頼しました。また渡英のタイミングに合わせて通常より早い時期での発達知能検査を行なってもらいました。
またnoteというウェブサイトでこれらの活動についての発信を開始しました。まだ閲覧者数は少ないですが、今後我々のような境遇の方の助けになればと思い定期的に記事を書いています。
なお2023年7月より息子たちは現地の小学校及び保育園に通うことになる予定です。各学校において発達支援サービスがあり、今後どのような選択肢がありどのように選ぶかといった発信ができればと考えています。
今後現地のプライベートの日系児童精神科への受診を考えており、本助成は主にそちらで使わせていただければと考えています。特に近年のポンド高が現地の日本人留学者に与える影響は大きく、その点においても本助成をいただけたことは精神的な支えとしてかなり大きいものでした。まことにありがとうございました。
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