事実婚のためビザが取得できない現状に対して、語学学校へ通うことで学生ビザの取得による同居生活へのサポート
早瀬直樹 Cheiron-GIFTS2022助成金交付を受けるにあたり、次のような活用を考えます。まず、本助成金により、妻がアメリカの語学学校に通うことで学生ビザを取得したいと思います。また、本助成金で保険料を納めることで医療保険に加入し、アメリカでの病気や事故、出産などにかかる治療費への不安を払拭したいと思います。
私と妻はお互いのアイデンティティを尊重し、日本の法律のもとで事実婚を選択しています。しかし、事実婚の場合、妻がJ2ビザをとれないため、アメリカで長期にわたり同居生活するためのビザ、手段の選択に苦慮しています。更に、私が加入しているアメリカ国立衛生研究所(NIH)の医療保険に妻がカバーされない問題もあります。始めに、本助成金により、妻がアメリカの語学学校に通うことで学生ビザを取得することを考えています。ゆくゆくアメリカで結婚できれば、J2ビザへの変更することも可能になります。また、本助成金で保険料を収めることで医療保険に加入し、アメリカでの病気や事故、出産などにかかる治療費への不安を払拭することを考えています。婚姻証明が得られれば、NIHの医療保険でのカバーも可能になります。
日本での結婚形態に関わらず、法律婚の夫婦と同様、長期にわたり夫婦でアメリカ生活を楽しみ、研究に専念しながらも安心して出産、育児などができる円満な家族生活が送れれば良いと思います。
この度はCheiron-GIFTS2022助成金交付の対象に選抜頂き、深く感謝いたします。Cheiron-GIFTSが同じような境遇で留学生活に苦慮されている方々をつなぐプラットホームとなり、問題解決と精神的な支えになること、更にこれから留学を控え、同様な問題に直面し悩まれているご夫婦の助けになることを期待します。
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