Cheiron-GIFTSの活用方法
ハーバード大学公衆衛生大学院が主催する臨床研究を学ぶためのコースを受けるためにCheiron-GIFTS 2020に応募し、助成を受けることができました。無事コースを終了し、現在は日本とアメリカの国際共同研究に参加し、次なる目標に向けて前進しております。
Cheiron-GIFTS助成後の活動
Cheiron-GIFTS 2020に採択いただきました富田知英です。日本では内科医をしており、夫の研究留学に帯同し、現在ボストンに在住しています。
今回の助成を受け、ハーバード大学公衆衛生大学院で臨床研究を学ぶ9ヶ月間のコースを昨年、無事に修了することが出来ました。初学者であった私がこのコースで臨床研究の基礎を学び、現在はボストンと日本のチームでの国際共同研究に参加し、キャリアの幅を広げることが出来ました。これまで日陰にあった研究者の家族の助成に焦点を当ててくれたCheiron-GIFTSのおかげであり、大変感謝しています。
生活コストの高いボストンの様な都市に家族で移住した場合、生活維持の一歩先にある家族のステップアップに対して、経済的に手が届きにくい現実があります。実際、我が家もこのコースの受講を申請する際に、学費の捻出が一つの大きなハードルでしたが、研究者本人の助成は存在しても、当初はCheiron-GIFTSの様な選択肢は思い浮かびませんでした。
海外生活における家族の可能性を狭めてしまう懸念は、研究者自身の可能性を狭めることにも成りかねません。幅広い視点から研究者を支援するこの素晴らしい取り組みが、今後もさらに広がっていくことを心から願っています。
採択者からの一言
この度はサポートして頂き、本当にありがとうございました。家族を支えるグラントという、他にみない切り口は、本当に素晴らしい着眼点だと思います。帰国後は是非支援できる側にたって皆様のサポートができたらと思います。
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