①情報提供:MIさん
②情報時期:2018-2020
③留学先 :イギリス・ロンドン
④家族構成:共働きで同居
⑤課題分類:子ども - 乳幼児育児全般 or 子供の教育 or 予防接種・子供の医療
⑥解決策 :現地council、Ofstedなど現地サイトでの情報収集
⑦リンク :特になし
⑧エピソード:
育児、教育環境は、家族付帯での海外転勤で常に大きな課題であります。留学先で同年代の子供がいる研究者家族とお知り合いになれれば一助となりえますが、住む地域が違えば環境は異なります。私達は通勤の都合上、日本人がほとんどいないエリアに住居を構えたため、事前に伺った情報とはかなり異なった状況でした。
イギリスにおける教育環境のセットアップにおいて、まず住居のエリアを決定することが大切です。日本人家族は西―北西ロンドンに多く、このエリアには日本人学校もあり、渡英前の問い合わせも可能です。
私達は引っ越し先エリアの公立校を選択し、申し込みは転居後のみでした。該当学年(2歳半以降)の空きのある施設一覧は、該当区ウェブサイトに掲載されていますが、最新情報については担当区の教育担当課に直接電話で問い合わせが必要です。義務教育の学年(満4歳以上)であれば、区の教育担当が学校へ連絡をしてくれるので、紹介された学校へアポイントを取り、入学手続きを行います。多くの学校での入学手続きには、子供のパスポート、GP確認後の予防接種歴、現住所の確認できる公式書類、の3点が必要でした。2歳半―4歳の子供の場合は、保育時間・曜日も学校により異なるので、空きのある施設に自身でアポイントを取り、子供と共に面接を兼ねた訪問を行います。
学校の自主性が重んじられており、学校により教育・スケジュールに幅があるため、それぞれの学校の外部評価はOfstedの調査レポートで確認ができます。人気校(Ofsted評価がexcellentの学校)に入りたい場合は、直接学校に電話をしてwaiting listに乗せてもらい、連絡が来ることを気長に待つのみです。きょうだいがいる場合は、空きが出た場合に優先的に連絡をくれることが多いです。
幼稚園、小学校では同級生の保護者と情報共有をすることが、理解を助けると思います。誕生日、クリスマス、学期末、コスチュームデーなど、学校により方針が異なるため、どのようにしているか同級生の保護者によく教えてもらっていました。私達の子供達は全く英語を話せない状態で公立の小学校と幼稚園に編入しましたが、先生方はnon-native speakerに慣れており、どの学校でもお友達を作り、お互いの家に行き来するまでになりました。英語力というよりは、協力的な姿勢を継続することが助けになるように感じました。
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